精神対話士の働き方・
活躍の場

About Mental Care Expert

精神対話士の働き方

精神対話士の資格取得後、その専門知識・技術を活かし「精神対話士」として社会での活躍を希望される方は、本協会と業務委託契約を締結し、クライアントの希望する場所に赴きます。 「フルタイムで勤務したい」「副業的に仕事をしたい」など、生活スタイルやご希望に合った働き方、資格の活かし方ができるのも精神対話士の特徴です。

派遣先 個人クライアントのご自宅など、学校、企業、老人ホーム、介護・福祉施設、病院、ハローワーク、地方自治体、災害被災地など。
派遣の方法 原則として週1回、同じ曜日の同じ時間帯に4週(4回)連続してクライアント宅などの指定場所に出向き、80分心に寄り添い「温かな対話」による心のケアを行います。
派遣時間 9:00~21:00

精神対話士資格を取得された方のうち専門課程を修了された方は、精神対話士の指導的役割や講演会講師を担う「指導精神対話士」資格取得もあります。

事例紹介

病院やホスピス
においての支援

病院で闘病生活を送る方は、身体面の不調が精神面にも影響し、ともすれば気持ちがより閉鎖的になり常に不安な気持ちを抱えて時を過ごしています。精神対話士はこのように日々不安を感じている方との対話を通して不安感を和らげます。またホスピスにいらっしゃる方と対話し気持ちを共有して受容することで、死への恐怖を和らげる支援もします。

地方自治体
においての支援

自殺防止対策の事業として、地方自治体の支援・後援を得て精神対話士が各地で青少年から高齢者まで、悩みを抱える人たちの相談に応じています。家族や仕事に関する事や、職場・学校での人間関係、いじめや勉強のことなど多様な悩みに精神対話士が一対一を基本として対応しています。子育て支援センターや消費者センターなどでも活動しています。

介護施設
においての支援

リタイア後の社会的、精神的喪失感、一人暮らしの寂しさ、老人施設にいても募る孤独感など、高齢化社会において多くの高齢者が生きがいを失い生きる元気をなくしがちの中、精神対話士は、このような多くの方々の心の声に耳を傾け、思いを共有することで心を癒し、前向きな気持ちで生きていくための支援を行なっています。

精神対話士、
活躍の場

いじめや引きこもりで孤独感や挫折感などがあり、将来への不安を抱えている青少年の方

現在学校に行けない子供たち、いじめで苦しんでいる子供たちが多数いるのは周知のことであります。また、学校を卒業して、心に問題をかかえ、家に引きこもっている青少年が存在するのも事実です。それらの方の孤独感や挫折感を真心をもって聴くことで気持ちを和らげ、さらなる成長を見守る役割をいたします。

長期入院や療養生活により心に不安や恐怖心を抱いている方

日常と違い、病院での生活は常に一種の緊張感を伴います。また、人の気持ちをより閉鎖的で不安の強いものにさせます。精神対話士はこのようなご自分の身体に不安を感じている方に対話を通じ、不安感を和らげることを仕事とします。ホスピスにいらっしゃる方にも、気持ちを共有することで死への恐怖心を和らげる支援をいたします。

加齢に伴う孤独感や喪失感をだれかと共有することで和らげたい高齢者の方

人は高齢になるに従い社会的、身体的に喪失するものも多くなります。それは、生きる意欲の喪失につながり、心身の健康にまで悪影響を及ばす結果になりかねません。ご家族と離れて暮らしている方や一人暮らしの高齢者の方の場合なおさらのことです。孤独感や喪失感を共有することで気持ちを和らげ、より前向きな姿勢で生きていくことを援助します。

献身的な介護によりストレスや精神的な疲れを感じているご家族の方

病気で寝ている方や身体が不自由になった方へのお世話はご家族にとって、とても一倍大変なことです。特別な心の込め方があるため、精神的なストレスもたまりがちとなります。精神対話士はこのように献身的に介護を行っている方のさまざまな精神的なストレスから解放されるための支援をいたします。